導入のきっかけ

お客様からの公衆無料Wi-Fiへのご要望や緊急時の通信網の整備や安全性の向上への対策を対応するため

ガーラ 湯沢は、首都圏からアクセスしやすい場所で一年中スキーを楽しめるスキーリゾートと皆様にご認識いただき、お陰様で年間来場者数は約33万人と多くの方にご来場いただいております。
近年は政府が推し進める海外からのお客様を増加させるプロジェクトの影響もあって、外国からのお客様もかなり多くいらっしゃっています。そういったお客様からは公衆無料Wi-Fiへのご要望が多く寄せられておりました。海外からのお客様は今後ますます増えることが予想されており、同時に緊急時の通信網の整備や安全性の向上への対策についても早急に対応する必要がありました。

お客様からの公衆無料Wi-Fiへのご要望や緊急時の通信網の整備や安全性の向上への対策を対応するため
導入前の課題

通信機器を設置しづらい環境下

弊社はスキー場という特性から、急斜面に位置しており、5ヘクタールの広大な範囲の屋外であることから、当初は大掛かりな工事を想定しており導入コストがかさむのではないかという懸念がありました。また、真冬は積雪によりまして見通しの効かない場所が出てきたり、大量に雪が降った場合に通信が途絶えたりしないかという懸念もありました。

通信機器を設置しづらい環境下
導入の決め手

設置でのコスト面、また各端末をPicoManager®(ピコマネージャー)で遠隔監視することで監視にかかる人的コストも抑えることができるところにメリットを感じました

LAN配線を最小限に抑えることができるPicoCELAの技術力が結集されたエッジコンピュータを全域に配置することでLANケーブル敷設にかかるコストは大幅にカットできること。また、広大なリゾート内に設置された各端末をPicoManager®で遠隔監視することで、監視にかかる人的コストも抑えることが可能でした。
実際には「PicoHUB Lite HA」12台、元回線からの最小限の有線LANでリゾート全域をカバーすることができました。設置そのものも比較的簡単な施工で済んだこともあり、導入コストも従来のLANケーブルを敷設する場合を比較すると数十分の1以下に抑えることが出来てとても喜んでおります。

PicoManager®

管理を超える付加価値を追求したクラウド管理ツール PicoCELAの無線バックホールテクノロジーが搭載された種々の機器(PicoCELAデバイス)と連携するクラウド管理システムPicoManager®。PicoManager®によって、さまざまなPicoCELAデバイスを維持管理できます。しかし、PicoManager®の本領は維持管理にとどまらない高い付加価値サービスの提供にあります。