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管理を超える付加価値を追求したクラウド管理ツール
PicoCELAの無線バックホールテクノロジーが搭載された種々の機器(PicoCELAデバイス)と連携するクラウド管理システムPicoManager®。PicoManager®によって、さまざまなPicoCELAデバイスを維持管理できます。しかし、PicoManager®の本領は維持管理にとどまらない高い付加価値サービスの提供にあります。


人の流れを解析する
測位機能によりお客様が構築した無線ネットワークに在圏する人々の行動や滞留状況を把握できます(測位精度は無線電波環境やPicoCELAデバイスの設置密度などによって変化します)。

品質を可視化する
電波は目に見えないので、お客様が構築した無線空間の品質評価は難しい作業でした。しかし、PicoManager®が提供するさまざまな品質評価機能により、無線空間の品質を客観的に測ることが可能となります。PicoManager®によって電波の見える化を実現します。

ユーザー情報を取得する
Wi-Fi接続ユーザーへ訴求する専用ページの作成やアンケート機能などで、ユーザーの声を直接取得することが可能です。このような充実したユーザとのダイアログ機能が、お客様の無線空間をより高付加価値なものへと発展させます。

遠隔操作での管理を実施する
遠隔操作でファームウェアアップデートをはじめとする各PicoCELAデバイスの設定を、ほぼ100%制御できます。無線ネットワークとしての性能を向上させたり、セキュリティを担保するための設定変更をわざわざ設置したサイトに出向かずとも管理者のPCから遠隔で設定できます。

得られた情報を分析する
種々の機能によって集められたデータや設定項目は、CSV形式のデータとしてエクスポートできます。エクスポートされたデータを分析することで業務効率改善などの用途が拡がります。
PicoManager®応用例
1.アンケート機能、人流解析機能(JR東日本 ガーラ湯沢スキー場)
5ヘクタールの広大なスキーゲレンデにおいて、無線で相互に接続された、PicoCELAの10台のエッジコンピュータ群とPicoManager®が連携し、来場者への自動アンケート機能と人流測定を実現。来場者の国籍・年齢・性別に応じた回遊パターンにより、マーケティングに応用。屋外無線LAN環境としては、従来比、数十分の1以下のコストで敷設。今後も先進的なビッグデータ分析プラットフォームとしての応用が期待されています。


2.なりすましAP検知機能
PicoCELAのマルチホップ機能付きWi-Fiエッジコンピュータ群により、広大な高速無線LAN環境が実現できます。広域であればあるほど、悪意のある犯罪者がなりすましAPを設置してユーザーの秘密情報を盗聴したり、ウイルスを蔓延させたりする危険に備える必要があります。
PicoManager®はクラウドから、悪意のあるアクセスポイントを検出、不正を防ぎます。

3.回遊パターン分析
ショッピングモール、工事現場、オフィスなどにPicoCELAのWi-Fiエッジコンピュータ群を分散設置して広域無線LAN環境を構成する例が増加しています。あらかじめ承認いただいたユーザー、作業員そして社員のスマホが発したProbe request信号を信号強度情報と共にキャプチャーすることにより、おおまかな位置を推定することができます。
都内大手家電量販店での実験では、来店者の時間推移、来店者の滞留時間分布、エリアごとの来客数推移、そして来店者のエリア間の移動のパターンに至るまでの詳細の情報が得られました。これらの情報により店舗や商品の最適配置に関する貴重な知見が得られました。

